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category: 稽古ノート  1/11

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モノの解体 2

スローという稽古について、しつこく書きます ^^;私のしている稽古の大半は、身体運用の稽古を別とすれば、「身体の内部を引き出す」ための仕掛けだ。(そして引き出された内部をいかに形にしていくか)内部とは、まだ事物や人間や、自然すらもが、形になる前のある状態であり、エネルギーの沸騰状態みたいなものかなと思う。「無」の領域ともいえるのかもしれない。哲学が長いあいだ内在野とか内包量とか呼んできたものだ。形がない...

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歩行

昨日の稽古にて。歩行の稽古をしているとき、誰もが気高く見える。私は人間が気高く見える瞬間が好きだ。日常の歩行とは違う、このような「表現としての歩行」をしているとき、身体は、「私とは何者か、私はどこに向かって歩いているのか」と、みずからに問うているような気がする。頭で考えるのと違う「身体の思考」アフリカの大地を、地平線に向かって、悠然としずかに歩きつづける象の群れのように、胸に迫る。人間が歩いている...

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ポリバケツに入れた水の中に10分かけて手を入れる、という稽古をすることがある。この稽古は時々する他愛もないものだ。反応は人それぞれでとても面白い。いつだったか、この稽古をした後で感想を訊いてみたら、生徒さん(塾生)は、「水の中に手を入れた瞬間、世界が止まった。」と言っていた。一瞬あたりが真っ白になったそうだ。ドキドキした、びっくりしたと。この時、小さな生まれ直しが起こったのだと、私は思う。水は儀礼にし...

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まなざしのレッスン

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私は稽古が大好き。楽しくてたまらない。公演のための稽古でなく稽古それ自体に意味がある。メソッドのない踊りだけど、なんとかいい方法はないかといつも悩んでいる。ひとつの場をわかちあって、稽古の時間帯だけは自分の身体と真剣につき合い、浮世の義理を忘れて、身体を通して他者と向かい合う。こんなに楽しいことがあろうかい。前回の稽古では、いつも必ずするスローという稽古に、(なんのことだかわからない人もいるでしょ...

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小さく動く

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昨日の稽古では初めて「小さな動きの中の天国」というのをやった。この命名は知人の舞踏家によるもの。動きを小さくするほど動きをゆっくりするほど動きを静かにするほど、身体の内部は充満するというもの。この稽古をしているうちに、みるみるうちに身体の内部が充満し、それにつれてあたりに静寂が立ちこめた。こんなに成果があるとは思わなかった。これは東洋あるいは日本の身体技法の叡智だ。身体の内と外は逆説の関係にある。...

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