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archive: 2017年03月  1/1

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超人間

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晩年の吉本隆明氏が老いについて面白いことを言っている。老人になることは「超人間」になることだという。超人間というと、万能のサイボーグとか、ニーチェの超人とか、勇ましいイメージがあるけど、ここではそういうことではない。吉本氏は老人になってから、入院した時など、周囲がやたら親切に世話してくれて、トイレにひとりで行こうとすると、看護人が飛んでくるのが、やりきれなかったと。外からみれば足元がおぼつかないと...

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モノの解体

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いつだったか、稽古で面白いことがあった。スローという稽古で、湯呑み茶碗に入れた水を10分かけて飲む、というもの。この動作の途中で一瞬、ある生徒さんのお茶碗が、手から離れて空中に浮いたように見えた。正確に言うと「浮いた」のではなくて、なんとも言いようのない状態になった。お茶碗が溶けたというか、形がなくなったと言うか、とにかくもいつも見ているお茶碗ではなくなった。それを持つ手もなんだか奇妙だった。溶けた...

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床稽古

床稽古の写真を掲載してみます。床稽古については何回も書いて来ました。まだいくらでも書けるけど、やめておきます(笑)あんまりしつこくなるので。この写真は、床にしばらく横になってから、立ち上がろうとしているところです。まるで床下から引っ張られているように、なかなか立つことが出来ません。重力につかまってしまった、という感じでしょうか。意識と無意識の境界にいるというか、体が金縛りにあったように、思うように動...

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奇跡

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舞踏を始めた頃、稽古場の主宰者の舞踏家が、「玉三郎がいくらみごとな踊りをしても、そこに奇跡は起こらない。でも舞踏では奇跡が起こることがある」と言っていた。当時は意味がよくわからなかったけど、今はわかる。でもそれを説明するのは難しい。下手するとオカルトになってしまう。あるいはSFか少女マンガのように語るしかない。というか、科学や合理主義がとりこぼしてきたものを、SFや少女マンガが拾いあげてきたのかもしれ...

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好きな話

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誰かのブログだったか、何で読んだのか忘れだけど印象深い話。ホームレスらしきお婆さん。よれよれの重ね着をして、汚れたキャリーバッグをずるずると引きずりながら。あるデパートの売り場を横切って行った。(トイレにでも行ったのかな)その姿、歩きっぷりが、あまりにも味わい深く見事だったので、おもわず足を止めてずっと見ていた、目が離せなかった、という話。この話、面白くて忘れられない。デパートの明るすぎる照明、ピカ...

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