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15 2012

フジコ・ヘミング  さん

→  フジコ・ヘミング HP


先日、Eテレでフジコ・ヘミングさんのドキュメンタリーをやっていて、たまたま見た。
私はこの方の名前しか知らなかった。

とにかく、かっこいい ! !
魔女のようなホームレスのような、おかしな服装、おかしな帽子。
裁縫が好きということなので、ご自分で作られたのでしょうね。
でも、その服装も一般と較べるからおかしいので、
実はとてもセンスがよくて、着ている人の中身とぴったり合っている。
中身と合っている服装の人って、今ではめったにいない。
合うも合わないもありゃしない。
売っているものを買うだけ。

ファッションセンスとか、うまく化粧するとか、
プロポーションがどうとか、
そういうこととはまるで別の次元の、
ほんもののかっこよさ、美しさ、というものがあるのだと思い知らされる。
わが道を歩き続けた人間のかっこよさには、小手先の恰好はかなわないよね。

彼女が夜、ひとりで、
くわえタバコでピアノをひいている姿は、あっけにとられるほどステキだった。
なんてかっこいいおばあさんなんだ。
女の鏡だな。

飼っている9匹の猫も、飼い主に似てかっこいい。
ペットというより「ヘンなイキモノ」(笑)

ピアノの演奏は上手なのかどうか私にはわからない。
だけど気持よく体に入ってきた。
ああ、なんて気持ちいい。
私はふだんはクラシック音楽を聴くことはなくなっていたので、
彼女の演奏が、あまりに違和感がないことに驚いてしまった。

この人、大野一雄さんみたいだ。
誰も歩かない道をひとりで黙々と歩いてきてしまった人。
彼女が踊りをしたら、たぶん誰もかなわない。
猫背で寸詰まりみたいな体型で、
ボデイワーク的に言ったら「なってない」よね。
だけど、ビートたけしさんのヒョコヒョコしたデタラメな歩き方が、
誰にも出来ないすごい歩きであるように、
フジコさんの体は文句のつけようがなかった。

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