28 2017

公演会場のこと。

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先日、公演会場の下見に行き、写真撮影もして来ました。

踊りは場所で6〜7割くらいが決まってしまいます。
踊りよりも先に場所の力が必要なんです。
私は近代的な箱型の劇場が苦手で、
あのように味気ない場所では、踊る意欲もなくなりますし、
私のしているようなタイプの踊りは、半ば以上は命を失ってしまいます。

だから公演をするとなると、まず場所探しから始まり、これが難題なのです。
今回、縁あってこのような場所と出会い、そこから公演の可能性が生まれたわけです。

川崎・蒲田・大森、あたりは京浜工業地帯として町工場のメッカでした。
今でもたくさんの町工場があり、すぐれた職人技術あることで有名です。
残念ながら閉鎖を余儀なくされた工場も多く、この南製作所もその一つです。
その工場跡をアートの拠点として活用したいという、持ち主の情熱に支えられた、
私たちのような貧乏表現者にはありがたい場所です。
機械油の臭い、ゴツゴツした床や、時間の降り積もったディテール。
天井など、どんなアートにも作れない、なんとも言えない表情があります。
職人さん達の佇まいが、まだ生きて残っているようでした。

この空間に支えられたい、この空間に命を吹き込みたい。
そんな気持で下見を終えました。
この場所で都市の地霊を呼び出す。
それが実現できるように、稽古がんばりまっす^^

(撮影 LINA)



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